売上、利益を達成するためにするべき他社との差別化とは?【USP】
たくさんいるライバルの中で、
・他のライバルとの違いは何か
・何が出来るのか
・何を目標としているのか
・誰に対してサービスを提供するのか
という事を真剣に考えていかなければ、誰にも見向きもされないということになって、最後には倒産してしまいます。
他社との差別化が会社を存続させる鍵です。そのとき、違いを生み出す基準になるのが、USP「ユニーク・セリング・プロポジション」という考え方です。
USPは日本語に直すと「独自の販売提案」ということになります。
・独自の(ユニーク)
・販売(セールスポイント)
・提案(オファー)
これが3つ揃ってUSPとなります。
では、私のUSPの作り方を中心にお話ししていきます。
私の場合、独自性は年齢と地域にありました。
・税理士全体の中で10%しかいない
20代・30代税理士であること
・川崎・横浜に特化していること
・地域でNo.1の実績
これが私の独自性でした。
次に、セールスポイントは、
私が税務だけではなく起業支援もできるということでした。
つまり、多くの税理士が書類作成と節税しかできない中、私は融資のアドバイスなども含め売上アップの対策を打つことができ、お金の両面から様々なサポートができます。
これが私のセールスポイントでした。
そして、最後の提案(オファー)では、
「3ヶ月で満足した結果が出なければ全額返金する」というオファーを作りました。
(これをリスクリバーサルと言います)
私のUSP(独自の販売提案)をまとめると次のようになります。
「10年間の実績!川崎・横浜でNo.1の起業家支援のパートナー税理士である私が
あなたの開業手続きから税務サポートまでトータルでサービスを実施します。
私のサポートを受けて3ヶ月でご満足いただけなければ、全額返金いたします」
このようなメッセージになります。
ここに加えて、
・30代若手の税理士であること
・地域事情に詳しいこと
・お客様とは人として付き合うこと
などをアピールしていくことで他の税理士との差別化を図ったのです。
その結果、私は他の税理士と違いを打ち出して10年間以上働き続けることができました。
USPをいかに作るかが、10年間以上続く企業を作れるかどうかの分かれ道です。
さあ、あなたも考えてみませんか?